記憶

  • 2019.08.16 Friday
  • 05:58

ときどき、伯母の墓参に行きます。

伯母は小樽で眠っているので、

墓参は旅行の名目だったりもします。

 

伯母も母も東京生まれですが、

林業を営んでいた祖父母(私には曾祖父母)と

大勢の従業員や居候と一緒に

終戦まで樺太の珍内という町で育ちました。

 

本州から遠く離れた最果ての地でも

戦争は負ける・・とヒソヒソ囁かれるようになり、

昭和20年8月15日に軍隊は消えてしまいました。

気の利いた将校は

物資をたくさん積んだジープで走り去り、

置き去りにされた兵隊さんたちは

軍服を裏返しに着て逃げたそうです。

 

それから伯母や母たちが

東京へ帰り着くまで5年以上かかり・・。

樺太の話はよく聞かされていますが、

私にとって樺太は

別の惑星のように遠い場所です。

 

晩年、伯母は札幌で暮らしていました。

伯母が体調を崩してから

北の大地を訪れる機会が多くなり、

自分と北海道や樺太との縁を

ぼんやり意識するようになっています。

 

実際に樺太を訪れることは無理そうですが、

広い意味での歴史を知ることはできる。

私は一人っ子だし、母方のイトコもいません。

何となく、私の役目かなあと思う終戦の日でした。

 

 

JUGEMテーマ:コラム

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