再会

  • 2019.07.21 Sunday
  • 05:57

Osho禅タロット 大アルカナ18

Past Lives 過去生

※※画像はOshoJapanから

お借りしました※※

 

私の遠い記憶の中には、

オアシスをラクダの背から眺めたり

甘くて濃いスパイスティーの香り

バザールの雑踏と男達の叫び声

・・・などが確かに残っています。

 

幼い頃から脳裏にありありと浮かぶ

その情景を説明しようとすると

母さんは怯えたような顔をするので、

いつも私は

中途半端に話を切り上げるのです。

 

そもそも私は、

一年の半分を氷に閉ざされる山奥の

機織り職人の家で育ちました。

きらびやかな王都に行ったことはあるけれど、

砂漠とかラクダとか照りつける太陽は、

吟遊詩人のお話の中のこと。

 

龍神を迎える大祭の日に、

私は僧院の前で拾われたのだそうです。

特別な日に拾われたのが男子であれば

龍神の子として僧院で育てられたはずですが、

女子である私はただの捨て子として

子供のない機織りの夫婦に貰われました。

 

目をつぶると鮮やかに浮かぶ異国の景色は、

うっとりすると同時にとても怖いのです。

いつかその景色を実際に見るだろう

という確信が自分の中に湧いて来ます。

 

私は、機織り見習いのアンナです。

育ててくれた両親と血縁はないけれど、

一緒に暮らした年月が

私たちの絆を深く撚り合わせました。

 

そうなんだけど。

それはわかっているんだけど。

 

その一方で、

照りつける太陽や砂漠の熱風の

私を呼ぶ声が聞こえるのです。

その呼び声は、どんどん大きくなっています。

行かなくちゃ。

私が過去に置いてきた何かと再会するために。

 

でも、父さんと母さんにどう話せば良いのだろう?

 

**************

 

ふだん意識しないけれど、

私たちは過去から未来へ続く

とても大きな繋がりの中で生きています。

 

曾祖父母、祖父母、両親、兄弟、子ども、甥姪・・

目に見えてわかりやすい関係者の他に、

あなたをこの人生に導いた潜在的な関係者は

実は無数にいるはずなのです。

 

そして、

私たちは数え切れないほど生まれ変わっている

という考え方があります。

 

わけもなく「懐かしい」と感じる人や風景。

わけもなく「怖い」と感じる状況。

繰り返し夢に現れる場所や匂いや思い。

 

ちょっと視点を変えて

自分の心の深みをのぞき込んでみると、

今ここで生きている不思議さと意味が

ほんの少し感じられます。

 

つまらない人生、価値のない人

そんなものはあり得ないのですね。

 

JUGEMテーマ:コラム

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