一人旅

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    今でこそ私は、

    一人でどこへでも出かけてしまいますが、

    以前は誰かと一緒でないと出かけられない人

    でした。

     

    私は、

    「一人が好きな人はおかしい」

    「一人で過ごすことは孤独で淋しい」

    という思い込みを持っていました。

     

    核家族(もう死語かも)だったし

    兄弟のいない私は一人のことが多く、

    今でも一人の時間は欠かせません。

     

    「ネクラ」とか「ネアカ」という

    言葉が流行っていた時代、

    「ネクラ」に当てはまる自分を恥じて

    それを隠そうとしたように思います。

    時代はバブル期へ向かい、

    いま思い返せば浮ついていました。

     

    そんな理由で、

    観たい映画や舞台があっても

    博物館に行きたいと思っても

    心惹かれる土地があっても

     

    同行者が見つからないときには

    行くことができない!

     

    という馬鹿げた状態でした。

     

    あれから何十年。

    一人で出かけられるようになったのは、

    数秘学と出会ってからのように思います。

     

    私が学んだ数秘学は、

    「心の在り方」「精神の広大さや豊かさ」

    をとても重要視しています。

    師匠からそれを教わり、

    私はずいぶん救われました。

    数秘学を通して自分を知り、

    初めて心の内側に広がる宇宙を

    肯定的に認められるようになったのです。

     

    他の人と過ごす時間も大切だけど、

    自分一人で過ごす時間や

    自分だけのための「場所」が

    生きる上で欠かせない

    ということも知りました。

     

    そんなわけで、

    一人旅は自分へのご褒美です。

    いつもと違う環境に身を置くと、

    自分の新しい面に気づいたり

    自分の輪郭を意識できたり

    とても豊かな体験になります。

     

    数秘学は、

    「自分の在り方」に

    違和感を感じているときにも

    役立つものだなあと

    改めて思ったのでした。

     

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