香り

  • 2018.12.06 Thursday
  • 09:43

以前、石の仕事をしていたとき

イベント出展をするための店名は、

香(かおり)でした。

 

実は、仕事仲間がつけた店名です。

その人は、自分が扱う香料を

私に売らせたかったので

強引に決めてしまったのですが、

「香」という店名は私が思い描いた

「石を売るお店」のイメージとは違いすぎ、

ずっと違和感を拭えないままでした。

 

名前は、

そのもののエネルギーを象徴します。

身近な例としては・・

「一郎」と名付けられた子どもが

「一郎」っぽい雰囲気と性格に育つ

というようなことを

皆さんも体験されていると思います。

 

私の場合、

「香」が自分の分身と思えなかったので

石屋さんとしての自分に自信が持てず、

他人の思惑に振り回されてしまった

ということも言えそうです。

 

ともあれ、それはもう済んだこと。

 

香水は子どもの頃から好きでしたが、

今年になってから

香りとの付き合いが深くなっています。

 

香りは記憶と深い関わりを持ち、

五感のうち嗅覚だけは

本能とダイレクトに繋がっています。

 

香りは実際のニオイだけでなく、

雰囲気や人格などの

実体のないものについても

感じられることがあります。

 

ものごとの香りを感じ取る

練習を重ねると、

見えない何かをキャッチする

センスが磨かれるようです。

 

香りに敏感になり

嗅覚を研ぎ澄ますことは、

現代の人間が忘れてしまった

能力と記憶を取り戻すことだ!

 

な〜んて思っています。

 

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見る

  • 2018.12.03 Monday
  • 06:30

両親とも近眼の家系らしく、

眼鏡をかけている人たちの中で

育ちました。

 

案の定、私も近眼の仲間入りをして

長年にわたり眼鏡やコンタクトレンズと

付き合って来ました。

 

年月は流れて

老眼の兆しがやって来た頃、

コンタクトや眼鏡をしているときと

裸眼のときの見え方の落差が

ひどく苦痛になってきました。

 

あれこれ模索して、

今のところ視力矯正をせず

ナチュラルに過ごしています。

とはいえ、

見えないと困るときもあるので

眼鏡は必ず持ち歩いているけれど。

 

先日、長年の知人に

私のあまりの「見えないっぷり」を

ひどく驚かれました。

マリー・ローランサンが近眼だった

という話は有名ですが、

ふだんの私も

輪郭のぼやけた世界に生きています。

 

でね。

周りのものがアバウトに見える

生活を続けていると、

それを補うためなのか

(危険を回避するためかも)

他の感覚が鋭くなるような感じがします。

 

聴覚も嗅覚もフル稼働ですが、

一番働いているのは触覚(皮膚感覚)かな。

皮膚は、自他の境界線だから

当然かも知れません。

 

つづく

 

JUGEMテーマ:コラム

カメ時間

  • 2018.11.27 Tuesday
  • 20:34

ヨツユビリクガメ(ロシアリクガメ)の

オリーブちゃんがうちの子になって、

半年近く過ぎました。

 

最初はお互いの存在や動作に

いちいち怯えていましたが、

今はずいぶん馴れました。

 

人間以外との意思疎通は、

特に哺乳類が相手の場合

さほど難しくないと思うけれど、

爬虫類とのコミュニケーションも

何となくできるようになった

気がしています。

 

オリーブちゃんと人間とは

時間の流れ方が違うみたいで、

それを「カメ時間」と

名付けてみました。

 

例えば

好物のモロッコインゲンを

オリーブちゃんの前に差し出すと、

たいていの場合

「・・・・・・・・・・・・」

という感じですぐに反応がありません。

 

ここで「食べたくないんだな」と

判断するのはまだ早い。

オリーブちゃんの気持ち(呼吸)に

私の呼吸を同調させるイメージを

しているうちに、

 

「あ!モロッコインゲン!」

と食べ始めたりします。

食べている様子は、

うれしそうに見えたりもします。

 

そんな風に付き合っていると、

時間がいくらあっても足りません。

 

ともあれ、

違う種族とのコミュニケーションには

想像力と工夫と忍耐が必要です。

 

相手を自分のペースに

合わせようとするのではなく、

お互いの最小公倍数を見つける

イメージをすると良さそうな

感じがしています。

 

これって、異種族との間だけではなく

人間同士でも

たぶん役立つことだと思います。

 

半年前には

カメに興味なんて全くなかった私。

知らないうちにオリーブちゃんに

飼い慣らされてしまったみたいです。

 

 

JUGEMテーマ:コラム

  • 2018.11.17 Saturday
  • 17:51

犬と生活を共にするようになって、

もう24年も経ちました。

 

初代のアレックス兄ちゃん、

一週間でお空へ帰ってしまった

二代目のオリバー、

そしてオリバーの代わりに来た

三代目のバイロン。

 

私の妄想の中では、

のんきでお人好しのアレックスを

しっかり者のオリバーが

あちこち連れ回しています。

 

犬と暮らすようになったことで

一番のメリットは、

 

散歩の習慣ができた

 

ということにつきます。

 

どこかへ行くためではなく

「ただ歩く」ために使う時間は、

考え方によっては

無駄な時間かも知れないけれど。

 

空気に漂う雰囲気が

季節によって違うことや、

暦の通りに気候が移り変わること。

 

雨の日は気分がふさぐけれど

晴れていると足取りが軽くなること。

 

風に吹かれて歩いていると、

何となく自分の輪郭も心も

なめらかな曲線になっていく

ような感じがします。

 

バイロンも散歩は大好きです。

住まいから5分ほどの丘に

大きな公園があり、

たいていそこを歩き回ります。

 

朝は眠たかったり

早くゴハンを食べたかったり

バイロンの気分もいろいろですが、

 

公園で落ち葉を踏んだり

木々の間をそぞろ歩いたり

座って空を眺めていると、

表情が明るく穏やかに

なっていくのがわかります。

 

舗装されていない地面

つまり地球に直接触れると、

何かが流れ込んで来るようです。

 

土は埃っぽくなるし

雑草も生えてくるし

靴も汚れてしまうけれど、

土の上を歩くのは

気分が良くてオススメです!

 

 

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言葉が引きずる

  • 2018.11.16 Friday
  • 21:23

もう10年近く前に、

親しくしていた人が言いました。

 

スピリチュアルの世界は、言ったもん勝ちだから

 

翻訳すると、

スピリチュアルな世界(霊的とか精神的とか)

についての話やできごとは、

証拠があったり目に見えるわけではなく

「感じる」ものである場合がほとんどです。

だから、

皆が感心したりビックリするようなことを

誰よりも早く思いついて言わないとね!

「早い者勝ち」の世界だからね。

 

と、そんな意味合いの発言でした。

 

なるほどな〜

そのときは素直に感心した私でしたが、

後になって考えてみると

 

皆の注目を集めることを大声で言う

(大げさだったり事実ではなかったとしても)

ことが大事なのか?

と、モヤモヤと疑問が湧いてきました。

 

事実(とか自分の感覚)と違ったとしても

インパクトのあることを

ドカーンと打ち出すことが重要なのか?

 

ううむ。

目立ちたいとか、

ビジネス上の駆け引きであるなら

その通りかも知れません。

 

でも、そうしてしまうと

自分が発した言葉に引きずられて

ものごとが

望まぬ方角へ暴走するかも知れない。

言葉には、

それだけの力があるんだもの。

 

感情的な言葉や大げさな表現には、

その言葉を発した人

その言葉を耳にした人を

酔わせる(中毒にさせる?)力が

こもっているような感じがします。

 

言葉には魂があり、

方向性と力(エネルギー)を持っています。

 

だから、

どんな言葉をどんな意識で発するか

とても大切だと思うのです。

 

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