電撃

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    Osho禅タロット 大アルカナ16

    Thunderbolt 稲妻

    ※※画像はOshoJapanから

    お借りしました※※

     

    その日も良い天気だったよ。

    太陽は明るく輝いていたし、

    羊の群れは草を食んでいた。

    そう、いつもと同じようにね。

     

    国境の山脈の彼方に、

    ピカピカと稲妻が見えたんだ。

    山の向こうでは大嵐なのだろうが、

    私がいる場所からは

    それ以上わからなかったんだ。

    何しろ、遠く離れているからね。

     

    そうしている間に

    見たこともない真っ黒な雲が

    すごい速さで空を覆い尽くして、

     

    気づいたら私は

    雷鳴の轟く嵐の中を逃げていた。

     

    何もかもが一緒くたに起こって、

    あの日のことはよく覚えていないんだ。

    王宮にも教会にも雷が落ちて、

    石積みの塔は跡形もなく崩れたという。

     

    予言者は世界の終わりが来たと言う。

    民衆の革命の時だと叫ぶ男もいる。

    敵国の陰謀を叩き潰せと武装する僧がいる。

     

    あの日を境に、全てが変わってしまったんだ。

     

    -----------------------------------------------------

     

    今、世界はこんな感じかも知れません。

     

    予想もしていないときに

    いきなり大嵐に巻き込まれて、

    命からがら逃げるのが精いっぱい。

     

    本当は何が起こっているのか

    何が原因でどんなふうに移り変わるのか

     

    何しろ誰もが渦中にいるわけだから

     

    古文書や過去の体験を参考にしたり

    データを分析して予測をしているけれど、

     

    2020年に何が起こったか

     

    本当のところは

    100年とかそれ以上過ぎてみないと

    わからないのです。

     

    混乱した世界を建て直そうとする人

    隣人に手を差し伸べる人

    ビジネスチャンスを見逃さない人

    面白くない気分を他人にぶつける人

    ズルをして自分だけ得をしようとする人

     

    人間の「良い部分」も「闇の部分」も

    一気に表面に現れてしまったみたい。

     

    でも、私は知っている。

    今日の行動が明日を作り、

    その積み重ねが未来を作ります。

     

    だから、何を考えて何をするか・・・

    こんな時こそ慎重にならなくては!

    そう思うのです。

     

     

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    エネルギー

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      Osho禅タロット 虹の2

      Moment to Moment 瞬間から瞬間へ

      ※※画像はOshoJapanから

      お借りしました※※

       

      幻想的に輝くオーロラ

      天空を走り回る雷光

      異世界への橋を架ける虹

      地底から湧き上がる熱いマグマ

       

      象牙の塔に集う大勢の学者たちは、

      何とかしてこれらのエネルギーを

      捕まえようと研究を重ねている。

       

      オーロラを宝石箱に入れておけば、

      いつでもあの儚いメロディーと

      得も言われぬ香りを楽しめる。

       

      あの強力な雷光を我が物とすれば、

      どれほど戦場で役立つことか!

       

      お偉い方々は、どれほど暇なのだろう・・

       

      しがない羊飼いのオイラはそう思う。

      いやいや、思うだけで口には出さないがね。

       

      だいたい

      生きたエネルギー、野生のエネルギーを

      捕まえて閉じ込めてしまったら、

      そのエネルギーは死んでしまうよ。

      死なないまでも、

      飼い慣らされてしまったオーロラが

      生命の神秘や喜びや驚きを放つとは

      オイラには思えないのさ。

       

      そもそも、エネルギーは生命そのもの。

      だから、捕まえられっこないのさ。

      エネルギーを理解して一体となるには、

      自分もエネルギーとして生きねばならない。

       

      オイラは山奥でサイクロプスに育てられた。

      年老いたサイクロプスは大地に還ったが、

      木々を渡る風や瞬く星や湧き水の中に

      じいさまのエネルギーは満ちている。

       

      オイラもやがて大地に還るが、

      道ばたに咲く花や日の光の中に

      オイラのエネルギーは生き続ける。

       

      一瞬一瞬を全力で無心に生きること。

      それだけが

      エネルギーとして生きるということなのさ。

       

      ----------------------------------------------

       

      「現在」は「過去」と「未来」を繋ぐ点です。

      ほんの小さい芥子粒のようなもので、

      現在はあっという間に過去へ流れ去ります。

       

      本当は、

      望む未来を手に入れるために今を生きる

      なんて無理なのかも知れません。

      無心に「今」を体験すること、

      それだけしかないのかなあ・・なんて思います。

       

      ◎◎◎ Atelier Hedgehog ◎◎◎

       

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      目を閉じる

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        Osho禅タロット 大アルカナ20

        Beyond Illusion 幻想を超えて

        ※※画像はOshoJapanから

        お借りしました※※

         

        数年前から煩っていた眼病は

        とうとう私の視力を奪った。

         

        特別な眼力を持っていた私は

        市場の動向を瞬時に見定めて

        抜け目なく俊敏に立ち回り、

        国一番の大商人と呼ばれる

        ようになったものだ。

         

        皆は私を「鷹の目を持つ男」

        などと褒めそやしたが・・・

         

        それこそ「生き馬の目を抜く」

        ようにして生きてきた私が、

        とうとうその目を失うとはね。

         

        視力を失って、私の日常は一変した。

         

        商いへの闘志や自負心は

        すっかり消え失せてしまい、

        渋る甥に商売を任せた私は

        郊外の静かな山荘へ移り住んだ。

         

        甥はもとより友人たちは、

        山奥で意気消沈している私を

        想像していたらしいが、

         

        おそるおそる訪ねてきた彼らは、

        朗らかな(しかも健康的だ!)

        私を見てひどく驚いた。

         

        1つの扉が閉ざされれば、

        次の扉がゆっくり開いていく。

         

        目を閉じることで

        初めて見ることができる世界・・

         

        うまく説明できないのだが、

        私は新たな世界を生きている。

         

         

        ・・・Beyond Illusion

        このカードを引いてしまうと、

        ハッと何かに気づかされます。

         

        緊急事態宣言、7日目。

        やはり私たちは、

        新しい世界を生きていると思います。

        コロナ感染が収まっても、

        「コロナ前」の世界へは戻れません。

         

        だから、新しい世界の中を

        誰もが手探りで一歩ずつ歩いています。

        今は困難さだけを感じていても、

        歩き続けていくうちに

        少しずつ確かなものが積み重なっていく。

        私は、そんな風に思っています。

         

        ◎◎◎ Atelier Hedgehog ◎◎◎

         

         

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          Osho禅タロット 水の4

          Turning In 内側に向かう

          ※※画像はOshoJapanから

          お借りしました※※

           

          世界に嵐が吹き荒れていても、

          心の中の湖はいつもと同じに

          静かで澄み渡っているものさ

           

          山奥の湖を守っていた祖母は、

          私が遊びに行くたびに

          そう言っていたこと思い出した。

           

          私が子供の頃には

          湖に金色の龍が住んでいて、

          祖母と2人で湖畔に座り

          龍が空を駆けるところを

          いつまでも眺めていたものだ。

           

          そういえば、

          心がざわついているときは

          どれだけ待っていても

          龍は現れないのだけれど、

           

          私と宇宙が一体になれたときは

          龍はうれしげに湖から現れて

          自在に飛び回るのだった。

           

          祖母はとっくにこの世を去り、

          私が湖を訪れるのは

          数えてみれば20年ぶりだ。

           

          街の暮らしはキラキラと

          毎日が刺激に満ちていたから、

          いつの間にか

          湖が遠い場所になっていた。

           

          湖は子供の頃と変わらず、

          静かで涼しい風がながれている。

          なぜ今までずっと

          ここへ戻らなかったのだろう?

           

          視界の隅で、金色の光が踊る。

          あれはもしかして・・?

           

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